肥満の判定は、身長と体重から計算されるBMIという数値で行われています。これはBody Mass Index(肥満指数)を意味します。
BMIは次の計算式から算出できます。
BMI=体重÷(身長m×身長m)
例えば体重55kgで身長150㎝の場合、
55÷(1.5×1,5)で、24.4です。
日本肥満学会が定めた基準によると、BMI22が標準値とされています。
これは統計的にもっとも病気にかかりにくい値がBMI22だからだそうです。
BMI25以上を肥満として、肥満度を4つの段階に分けています。
(日本肥満学会2000)
ただし、前項でふれたとおり、筋肉量が多いと体重もそれなりに重くなるので、「体脂肪率」を測定することも必要です。
BMI値が肥満を表していても体脂肪率が低く、医学的には肥満にあたらない場合も多いのです。
反対に、BMI値がやせ型を示していても、意外と体脂肪率が標準を大きく超えてしまっている人もいます。
この状態がいわゆる「隠れ肥満」です。
隠れ肥満の人は見た目こそ決して太っているとはいえませんが、代謝異常である可能性が考えられます。
隠れ肥満の特徴の1つは内臓脂肪が多いということですから、メタボリックシンドロームなどのリスクが高いとも言われています。